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『無駄に食い下がったアフタヌ~ン』
先日のキャンプ撤収時。
腰に覚えたかすかな違和感。
その違和感は、夜になって激痛に変わっていました。

まっすぐ立っている分には軽い鈍痛だけなのに、
座ろうとすると「イギッ!」
なんとか座って立とうとすると「イギッ!」
少しでも体の角度が傾いただけで「イギッ!」
激痛が腰を駆け抜けます。

頼むって・・・・マジで・・・・・・

こんな時は全信頼をよせているバンテリン様に助けてもらうしかない。
しかし、
今回ばかりは1mmも力になってくれません。

夜になって、
ほぼお爺ちゃん的な動きでなんとか布団へ。
横になると楽。
良かった~なんて思っていたら、
寝返りすらうてない。
体を少しでも捻ったりしたひにゃぁ「ウギッ!」
もう半笑いです。

それでも、
キャンプ中の虫刺されの痒みに耐えながらもなんとか眠りました。

夜中、
尿意が襲ってきました。
起き上がることさえ困難なのに。
「ヴッ!・・・・イギッ!」
なかなか立ち上がれません。
というか、立ち上がり方を忘れた感じです。

僕の異変に気づいた妻が、
手を貸してくれました。
手を持ってもらい力を込めて
「せーの!」
グっと脚に力と根性を入れた瞬間、


ジュワッ・・・・・・


マジ?
マジか?
マジでか!?

40近いオレが、
たかが腰痛で、
パンツを濡らすとは!
穴があったら、
猪木風に叫びたい。


バカヤローッ!!


もちろん、
スーパースローでパンツを取り替えました。

この痛み・・・・骨に違いない。


翌日の月曜日。
午後から仕事を休みにして整形外科へ行きました。
会社の同僚曰く、

「結構混んでるから待たされるかもしれないよ」

なんて脅されたので、
今僕が出せるMAXのスピードで病院へと急ぎました。
久しぶりの病院。

若干緊張しながら受付を済ませ、
椅子に座って待っていたら全然待たされることなく呼び出し。
病院に着いた時点でなんとなく痛みが和らいだ気分になっていましたが、
呼ばれて立ち上がった瞬間
「イギーッ!」

移動して席に着くや否やすかさず呼び出し。
「イギーッ!」

はぁ・・・はぁ・・・頼むって、「掛けてお待ちください」なんて言わないでって・・・・。

診察前に症状を聞きにきた看護師さん。
立ったり座ったりでスーパースローな僕の動きにしょっぱい顔。

「次はレントゲン撮りますからそちらの席でお待ちになってください」

はいはい。
行けと言われればワシゃ行きますよ・・・・。
そして座るや否やレントゲン技師さんから呼ばれる。
「イギッ!」

「シャツとズボンを脱いで、そちらの短パンに着替えてくださいね」

本気ですか?
本気で言ってますか?
かがめない僕に、
靴下すら履けない僕に。

そんなことも言ってられんと気合で着替えます。
短パンにオヤジソックススタイル。
誰にも会いたくねぇ・・・。

え~!そんなポーズさせるの~?

レントゲン撮影終了後、
また別室へ移動。

「そちらの小部屋で、シャツとズボンを脱いでその短パンに着替えてお待ちくださいね」

って着替えさせたがるよねぇ~。
この腰、悲鳴あげてるのに着替えさせるの好っきやね~。
でもこれで最後。
着替えましょ。
もうどんな衣装にも着替えましょ。

色んな戦いを経て、
やっとたどり着きましたよ先生(医師)まで。
まさにRPGで最終ステージの大ボスまで来た感覚。

まずは触診。
ゆっくりと痛いところをついてきます。

せっかくここまで来たんだ。
自分の想いの全てを先生にぶつけて、
腰のどこがどう悪いのか、
何故こんなにも痛いのか、
そして腰の骨がどんな感じになっているのか、
じっくり先生に説明してもらおう。

PCのモニターに綺麗に映し出されたレントゲン写真。

先生:「見てください、骨、綺麗ですねー」
ボク:「え?」
先生:「ココ見て御覧なさい。この背中の骨、綺麗に湾曲してるでしょ?良いですね~。軟骨もしっかりあるし、椎間板もほら、なんともないですねー」
ボク:「じゃあこの激痛は・・・」
先生:「状況から考えて、骨のまわりの筋肉痛、あるいは肉離れだね~」


ちょっと待ってよ・・・・。
そんなあっさり?

骨に違いないと決め付けて、
痛みに耐えて耐え抜いてここまで来たオレの想いはどうなっちゃうの?
ねえっ!先生ったら!


この時点で、
普通なら骨の異常ではなかったことに安堵するべきところなのに、
あまりの激痛で大変だったことと、
とんでもない思い込みのせいで、
あっさり言った医者の言葉がすんなり入ってきません。

どれだけ痛いか、
寝たら起き上がれない大変さ、
ちょっとした角度で激痛が走る辛さ、
そんなたくさんの想いを、
とんちんかんな僕の想いを、
意味もなく医者にぶつけてみました。

僕が医者なら、
「何?骨って言ってもらいたいの?そういうことなの?」
とイラついたかもしれません。

でもこの年配の先生は、
「うんうん。そうでしょうね~」
とベテランならではの(?)軽い「いなし」で僕のスットコドッコイなアピールを見事にカット。


最後に、
人生初のコルセットと、
痛み止めと、
大量のシップをくれました。

大量のシップの重みが、
腰に響きました。


良かった・・・・。

骨じゃなくて。
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by cocknroller | 2010-06-23 17:31
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